みらいの描き方講座

私たちが生きているこの21世紀、予定調和が成立せず、先行きが見えない、漠然とした不安がいつもある、そんな雰囲気すら流れています。おおぞら高校ではこのVUCA時代を生き抜く”みらいの大人”たちのために、中学校向けの授業として「みらいの描き方講座」と称したキャリア教育プログラムの提供を開始しました。子どもたちにとって「未来を描くこと」が困難な時代に「なりたい大人になるための学校®。」として自分のみらいは自分で決められるのだということを考えられるきっかけになるような授業を展開しています。

実施報告

2025年2月21日(金)京都府福知山市にあります京都共栄学園中学校さんにお招きいただき、中学校1年生40名に向けて授業を実施しました。今回は『ジブンを知る・深める』をテーマにした1・2年生向けの授業で、みらいノート®_0(KTCみらいノート®の簡易版)を使用したワークを3人グループで行いました。まずは自分の「好きなこと・モノ・瞬間」をノートに書き、それをグループで質問し合う活動を行いました。

生徒たちは普段の授業や日常生活では質問しないようなこと、例えば「相手の好きなこと」や「どうしてそれが好きなのか」などを質問し合うことで、よりお互いの理解が深まったり新しい発見があったりと新鮮な反応が続いていました。今回の授業は2コマでの実施でしたが、休み時間の間にもそれぞれのノートを見せ合ったり質問し合ったりなど、自分の意見と相手の意見を尊重し合う素敵な時間が流れていました。

授業を担当した山本コーチと前川コーチからの激励に生徒の皆さんも真剣に話を聞いてくれていました。

この授業を通して、自分の「好き」を大切にしながら自分のみらいを描いていくことに楽しみや面白さを見出してくれた生徒が多くとても嬉しく思いました。

実施後の感想

京都共栄学園中学校　肥後さくら先生より
「生徒たちの好きを聞く機会はよく考えれば今までにあまりなく、みんなの知らない一面を知れたとても良い機会でした。おおぞら高校の先生方のお人柄の良さで、みんな楽しく活動もできたようです。今後もみらいノートを何かしらの形で活用していきたいなと思っています。」

生徒たちの感想コメントより

中学生向けのキャリア教育にご興味のある皆さま

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