Publish:2024.04.12
Category:バトンプロジェクト
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屋久島おおぞら高等学校が存在する屋久島という場所は、私たちの五感に働きかけ、人や自然とのつながりを通じ多くの学びを提供してくれます。この屋久島自体を大きな学び舎としてとらえ、そこに存在する屋久島本校の意味を見つめなおし、屋久島のみらいの文化的価値を創造していくのが「屋久島みらいへのバトンプロジェクト」です。
わたしたちは屋久島本校を次のように活用し、地域、国、世代を超えてつながり、ともに学びあえる場所を目指して取り組んでまいります。
一. スクーリングで全国から集う生徒たちが出会い、学び合う場
二. 海外からの渡航者を受け入れ国際交流を行う場
三. 地域に住む人々と屋久島の文化や産業をともに学ぶ場
プロジェクトの発足に伴い、屋久島を生徒だけの学びの場ではなく、地域や世界の人ともつながれる開かれた場所にしたいと考えました。現在の校舎に加えて新たな校舎の建築をするにあたり、その設計思想がわたしたちの思い描くビジョンと多く重なることから、建築家 隈研吾氏に設計を依頼。2025年度中の完成に向けて、校舎のデザインが決定しました。
屋久島の地形と一体となる校舎。山々の美しい稜線をなぞる大屋根。海・山を同時に見渡すことができる新校舎は、訪れる人たちが五感で屋久島の地形そのものを感じる設計となっています。学校という空間だけではなく、屋久島そのものが学び舎であること。校舎という枠を超え、地域との交流、国際交流、多世代教育を通じ生徒も大人も、ともに学びあえる場所であり、訪れる人々の五感を震わせる場でありたいという願いを込めています。
ワーカウェイとは、「旅行者」と現地の「ホスト」をマッチングするウェブサイトです。「ボランティア活動を手伝う代わりに、旅行者には通常、住まいと食事を提供してもらえる」という仕組みです。屋久島本校も「ホスト」になり、海外から来てくださる方々を受け入れることで国際交流の場となっています。
屋久島本校を国際交流の場にもしていきたいと考えており、今回、二人のワーカウェイヤーと茂木校長との対談が行われました。
プロジェクトの詳細な情報はこちらのページよりご確認いただけます。