グッドデザイン賞
なりたい大人になるための学校®。
おおぞら高校の「取り組み」が
グッドデザイン賞を受賞しました。
先行きが不透明で予測しづらいVUCAが加速する中、日本では将来の夢ややりたい仕事がないと答える中学3年生は半分以上と言われています。私たちはこのような状況を前向きに捉え、「自分のみらいは自分で決めていい」時代と定義しています。夢や希望、なりたい職業の前に「どんな大人になれたら幸せか＝価値観」を常に問う「対話」を自分自身や他者と生み出します。
おおぞら高校では「好きを増やす」→「好きをつなげる」→「好きをカタチにする」にフォーカスしたプログラムを実装し、「答えは1つ」「正解数を競う」という現在の教育から、自身の「なりたい大人像」の先にみらいの選択を置くことで生き方に寄り添います。ツールやプログラムといった単体でのデザインではなく、あらゆる取り組みや判断基準を「なりたい大人になるための学校®。」に集約し、この世界をより良く変えるため多くの人に生き方の選択肢の一つとして知っていただけたら幸せです。
なりたい大人になるための学校。に込められた私たちの想い
おおぞら高校では変化の激しい世の中で「しあわせな未来」を望む全ての人に、学校の存在する意味を「なりたい大人になるための学校。」としています。目標や夢が今描けなくても、「好き」を増やして、つなげる問いや対話を生み出すKTCみらいノートを教育の真ん中に置き、「共育」で日本の未来をより良く変えたいと考えています。
マイコーチ®について
おおぞら高校の「マイコーチ®」は、
生徒一人ひとりと向き合う、とても身近な存在です。
生徒は自分のマイコーチを選ぶことができ、
マイコーチは学習面はもちろん、
生活の悩み相談や進路のサポートも行います。
生徒の「好き」をとことん応援し
力強く背中を押してくれる大人の存在は、
きっと生徒の学校生活で大きな支えとなります。
KTCみらいノート®について
自分を見つめ、「好き」を集めることは、
大人でも難しいこと。
おおぞら高校の生徒全員が持っている
「みらいノート®」は、
日々の「好き」を集め、深めていくことで
みらいへつなげていくノート。
マイコーチ®のサポートを受けながら
交換日記のように書き込んでいくことで
みらいが少しずつ、近づいてきます。
屋久島スクーリングについて
おおぞら高校の本校は、
世界自然遺産に登録されている屋久島にあります。
全国から集まった生徒や
屋久島での時間を支える先生や大人たち、
そして自然と向き合うことで、
今までの自分とは違う自分を発見し、
直観力や共感力を育むことができます。
屋久島が教えてくれるかけがえのないものを、
生徒たちは持ち帰ることができるでしょう。
審査委員の評価
担当の審査員（敬称略）
：田中 みゆき／西川 日満里／永田 宙郷／廣田 尚子／ムラカミ カイエ
不透明で予測不可能、親世代の経験が役に立たないと言われる現代社会下での「なりたい大人になるための学校®。」という取り組み。生徒は自分のコーチを選ぶことができ、コーチは学習面だけでなく生活の悩み相談や進路サポートも行う。先生として上から見下ろすのではなく、自分の「好き」探しを伴走し後押ししてくれる大人の存在は、将来の夢ややりたい仕事がないと考える子供達にとって未来を形作る、頼り甲斐のある新たな存在になるだろう。
詳細はグッドデザイン賞公式ページからご覧くださいあなたはどんな大人になれたら
幸せですか？
おおぞら高校は、自身の「なりたい大人像」の先にみらいの選択を置くことで生き方に寄り添います。ツールやプログラムといった単体でのデザインではなく、あらゆる取り組みや判断基準を「なりたい大人になるための学校®。」に集約し、この世界をより良く変えるため多くの人に生き方の選択肢の一つとして知っていただけたら幸せです。
社会におけるおおぞら高校の役割について
詳しくはFACTBOOKをご覧ください。
おおぞら高校については
パンフレットをご覧ください。