母校の寮母さんになりたかったのがきっかけです。
24時間、親以上に一緒にいて、自分の子どもじゃないのに熱心に接することができる大人が素敵で楽しそうだったので、やりたいと思いました。
で、そんな寮母になるにも教員にならなければいけないことが分かり、教員を目指しました。

通っていた大学に求人が来ていたことで、知りました。東京から遠いことにワクワクし、屋久島がとても魅力的でした。ただ、インターネットでおおぞら高校のサイトを見たのですが、「通信制」に理解がなく、だからといってこの時は調べる気にはならなかったです。

科目を教える自信はあまりなく、私生活の方に注目したいという思いがあったので、おおぞら高校は生徒に教える、ではなく寄り添う側であったので、働くスタンスでギャップは感じなかったです。ただ、立場が上に上がると生徒と直接関わる機会が減り、そのことにはギャップを感じました。また、寮母さんだと3年ずっと一緒なのに対して4泊5日だけしか関われないことにもギャップを感じました。ただ、1年次で出会った生徒には2年次・3年次と年次が上がればまた会える！その時に声をかけてどんな1年だったか聞くことができたら、と思うことにしました。

おおぞら高校は感情を大切にしているところだなと感じました。心が動く瞬間が、毎回毎回あります。

高校生の時、自分自身も悩んでいました。本当に向き合い続けてくれる大人がいること。そんな大人に出会えることが大事だし、生徒がこうありたい！に気付けることが大事だと思います。